なぜ自分は生きているのか。ここはどこなのか。
右足のつま先。動く。
左足のつま先。動く。
右手も、左手も。

あの日――。
何故か、どうしてだか、彼女と手を繋ぎたかった。そして、応じてくれた彼女。
この手に残るその感覚を失わずに済んだことこと……。
今でも覚えているぬくもり……。

だからまだ死ねない。

「つどうメイク・マイ・デイ」 第3話より