今、どうしているのか……
ボクには知る由も無いアナタ
この世に生を受けてから
何度もこの運命を呪い
何度か人生を終わりにしてしまおうかとさえ思い
何度 涙を流したことだろう
そしてこの身体と引き換えに
ボクは違った生き方を手にした
戦うこと
それはとてもツライことだけど……
代わりにたくさんのモノを手に入れた
大切な仲間
大切な使命
大切な生活
それから
何より大切な
キミ
だから今は――
ボクを産んでくれてありがとう
――お母さん